日本軽金属ホールディングスは25日、2020年3月期の連結純利益が前期比66%減の70億円になりそうだと発表した。従来予想は155億円。昨年の台風で保有する雨畑ダム（山梨県早川町）の周辺地域で浸水被害が発生したため、対策費用として110億円の特別損失を計上した。
同社は蒲原製造所（静岡市）で使用する電力の一部を雨畑ダムで発電している。19年8月と10月に台風による豪雨が発生し、周辺地域で浸水被害がおきた。国土交通省や早川町などと対策について協議を進めた結果、堆積土砂の搬出など20年度から21年度にかけて実施する内容が固まった。
純利益以外は従来計画を据え置いた。売上高は6%減の4700億円、営業利益は17%減の250億円を見込む。9円としている年間配当の計画は変更しない。
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March 25, 2020 at 06:30PM
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日軽金HDの純利益66%減 20年3月期、台風対策で特損 - 日本経済新聞
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