米どころ秋田で米粉の活用促進のため、レシピを紹介したり商品を販売したりする催しが、秋田市で3日から開かれています。
秋田市で開かれているこの催しは、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、小麦の代替品として米粉への注目が高まるなか、米粉の活用を広げようと県が主催したものです。
会場では、8つの事業者が米粉を使ったクッキーやパンなどの商品を販売しています。
秋田県立大学の学生が考案した県内産のあきたこまちの米粉を使ったラムネ菓子は、コメの優しい甘さを感じることができます。
また、イタリア料理の研究家による米粉を使ったりんごのケーキなどの作り方も紹介され、訪れた人たちはレシピをメモにとっていました。
訪れた20代の女性は「秋田ならではのよい取り組みだと思います。米粉を使ったパン作りに挑戦してみたいと思いました」と話していました。
秋田県農業経済課の工藤英明副主幹は「米粉をどのように使ったらよいかわからないという人も多いと思うので、こうしたイベント通して活用方法を知ってもらいたい」と話していました。
この催しは、秋田市の「イオンモール秋田」で、4日まで開かれています。
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