コーセルが22日に発表した2020年5月期の連結決算は、純利益が前期比87.6%減の2億6400万円となった。売上高は前期比14.4%減の238億円、経常利益は前期比50.4%減の16億円、営業利益は前期比50.3%減の16億円だった。
利益面においては、人件費や経費の節減効果があったが、売上高の減少と変動費比率の上昇により収益力が低下し、経常利益は減少となった。前第1四半期連結会計期間に取得したPowerbox International ABを含めたヨーロッパ事業の再編を進め、関係会社の株式売却及びPowerboxグループ従業員の臨時解雇費用等の事業再編損3億1200万円、投資有価証券評価損1億900万円を計上したことに加え、法人税等調整額の増加要因もあり、親会社株主に帰属する純利益は減少となった。
2021年5月期は純利益が前期比4.8倍の12億円、売上高が前期比8.9%増の260億円、経常利益が前期比21.6%増の19億円、営業利益が前期比13.9%増の19億円の見通し。
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June 22, 2020 at 09:01AM
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コーセルの20年5月期、純利益87.6%減2億6400万円 - 日本経済新聞
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