TDK(6762)は25日、2020年3月期(今期)の連結純利益(米国会計基準)が前期比29%減の580億円になりそうだと発表した。2%増の840億円としていた従来予想から一転して減益となる。自動車や産業機器市場の需要低迷により、製造設備などで計175億円の減損損失を計上する。子会社の株式売却損や新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響も重荷となる。
売上高は2%減の1兆3600億円と、従来予想(1%増の1兆3900億円)から300億円引き下げた。営業利益は12%減の950億円と、従来予想(11%増の1200億円)から下振れする見込み。新型コロナウイルスの感染拡大により、受動部品事業などにおける中国工場の操業度低下や各事業での中国向け販売の減少が業績を下押しする。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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March 25, 2020 at 01:46PM
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TDKの今期、純利益29%減に下振れ 減損や新型コロナ響く - 日本経済新聞
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