小野薬品工業は31日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比7%増の550億円になりそうだと発表した。従来予想(3%増の530億円)から20億円上振れる。研究開発費や販管費が想定より減少する。
営業利益も前期比14%増の710億円と、従来予想(8%増の670億円)から40億円上方修正した。売上高にあたる売上収益は、微増の2900億円とする従来予想を据え置いた。
同時に発表した19年4~12月期の連結決算は、売上収益が前年同期比1%増の2252億円、純利益が20%増の518億円だった。糖尿病治療薬の「フォシーガ錠」や関節リウマチ治療薬「オレンシア皮下注」などが伸び、主力のがん免疫薬「オプジーボ」の販売減を補った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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January 31, 2020 at 10:38AM
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小野薬の20年3月期、純利益7%増に上方修正 研究開発費など減少 - 日本経済新聞
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