【ニューヨーク=河内真帆】米衣料大手ギャップが24日発表した2020年8～10月期決算は、純利益が前年同期比32%減少の9500万ドル（約99億円）となった。ネット通販の増加による宅配コスト負担や店舗閉鎖費用、実店舗での感染予防対策費用が重荷になった。
ギャップの8～10月期はネット通販が好調で実店舗からの売り上げ減を相殺した=ロイター
売上高はほぼ横ばいの39億9400万ドルだった。不採算店の閉鎖に伴う店舗での売上高は20%減ったが、ネット通販が61%伸びて補った。ネット通販は総売上高の40%を占めたという。
傘下チェーンのうち廉価商品を提供するオールド・ネイビーと女性向けスポーツウエアのアスリータは2桁の増収を確保した。一方、主力チェーンのGAPや高価格帯のバナナリパブリックは2桁の減収と振るわなかった。
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November 25, 2020 at 05:54AM
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米ギャップ8～10月、純利益32%減 ネット通販は6割増 - 日本経済新聞
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