カワチ薬品は22日、2021年3月期の連結純利益が前期比26%増の48億円になりそうだと発表した。従来予想は5%増の40億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、4月以降も衛生用品から日用品、食品まで幅広い商品の販売が好調だったことから業績予想に反映した。
売上高も従来予想では前期比横ばいの2700億円としていたが、2%増の2770億円に上方修正した。営業利益は減益予想から一転して23%増の70億円を見込む。年間配当は従来予想の45円を据え置いた。
同日発表した4~6月期の連結売上高は前年同期比14%増の737億円、純利益は同3.1倍の21億円となった。外出自粛で化粧品の売り上げは落ち込んだものの、買いだめ需要の発生した日用品や食品の販売は堅調だった。マスクや手袋、消毒液といった衛生用品はもちろん、感染の不安から通院を控える人が増えた結果、医薬品の販売も伸びたという。
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July 22, 2020 at 05:38PM
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カワチ薬品、純利益26%増に上方修正 21年3月期 - 日本経済新聞
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