カネコ種苗が14日に発表した2020年5月期の連結決算は、純利益が前期比12.6%減の11億円となった。売上高は前期比0.7%減の581億円、経常利益は前期比15.1%減の16億円、営業利益は前期比16.7%減の14億円だった。
業績は、種苗事業が低調に推移したことから、売上高は減少となった。種苗事業においては、利益面でも、減収になったことに加え、種子生産委託先である新興国の人件費上昇にスライドして種子の生産コストが上昇したことや、需要者からの高品質種子志向に対応し種子の選抜廃棄を行ったことなどにより費用が増加し、セグメント利益8億6300万円で前年同期比23.0%減となった。
2021年5月期は純利益が前期比2.5%増の11億円、売上高が前期比2.3%増の595億円、経常利益が前期比2.3%増の16億円、営業利益が前期比4.2%増の15億円の見通し。
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July 14, 2020 at 01:02PM
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カネコ種苗の20年5月期、純利益12.6%減11億円 - 日本経済新聞
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