京セラは27日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比18%減の880億円になる見通しだと発表した。半導体関連の部品は好調に推移するが、新型コロナウイルスの感染拡大で自動車用の生産部品や電子部品が落ち込む。年間の配当予想は40円減の120円とした。
売上高は6%減の1兆5000億円を見込む。新型コロナの影響で自動車メーカーの減産が広がっており、自動車部品の製造に使う工具などの販売が減速する。同日、会見した谷本秀夫社長は「全く先が見えないくらい悪い」と危機感をあらわにした。在宅ワークで需要が縮小するコピー機の販売も落ち込む。営業利益は25%減の750億円となる見通し。
一方、収益を下支えするのが情報通信の分野だ。自動車に使われる部品は厳しいが、スマートフォンやパソコン向けのコンデンサーや水晶部品などが伸びる。次世代通信規格「5G」の基地局向けも好調だ。谷本社長は「半導体関連は比較的好調だ。電子部品の受注は前期並み程度となる」と展望を語った。
同日発表した20年3月期の連結決算は、純利益が前の期比4%増の1077億円だった。太陽光発電事業の原材料の契約見直しに伴う損失がなくなったことが利益を押し上げた。売上高は2%減の1兆5990億円だった。新型コロナの影響が約160億円の減収要因となった。
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April 27, 2020 at 04:01PM
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京セラ、今期純利益18%減 自動車向けが苦戦 - 日本経済新聞
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