第一生命ホールディングスは12日、2021年3月期(今期)の連結純利益が前期比5.7倍の1840億円とする業績予想を発表した。これまでは新型コロナウイルスの影響を算出するのが困難だとして、業績予想を明らかにしていなかった。前期に実施した過去に販売した外貨建て保険商品の市場価格調整による会計上の負債積み増しの反動で、今期の純利益は大幅な増益となる見通しだ。
会計上の増減要因を除いた今期のグループ修正利益は1800億円程度と、前期(2745億円)からの減少を見込む。新型コロナの拡大で世界的に金利が一段と低下しているほか、営業活動の制限や景気後退に伴う新契約の減少など、経営環境は厳しさを増している。
併せて発表した2020年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比21%減の408億円だった。新型コロナの感染拡大で3月に大きく混乱した金融市場が4月以降に回復する過程で、金融派生商品や資産運用関連の損益が膨らみ、純利益を下押しした。本業のもうけを示すグループ基礎利益は同8.2%増の1369億円だった。
業績予想の発表に合わせ300億円、3200万株(自己株式を除いた発行済み株式総数の2.82%)を上限とする自己株式の取得を発表した。取得期間は8月13日~21年3月31日まで。同社は今期の年間配当について、前期と同じ1株あたり62円との予想を維持している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
"利益" - Google ニュース
August 12, 2020 at 03:08PM
https://ift.tt/2PN11fi
第一生命HDの今期、純利益1840億円 300億円上限で自社株取得枠も - 日本経済新聞
"利益" - Google ニュース
https://ift.tt/352BTHu
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment