東京エレクトロン（8035）が28日発表した2020年4～6月期の連結決算は、純利益が前年同期比77%増の564億円だった。次世代通信規格「5G」や人工知能（AI）向けの半導体需要が増大したのに加え、新型コロナウイルスの感染拡大を背景にテレワークや動画配信サービス向けの半導体製造装置の販売も好調だった。
売上高は45%増の3148億円、営業利益は74%増の738億円だった。半導体製造装置はデータの一時保存に使うDRAMや、NAND型フラッシュメモリー向けが回復基調にある。「5G」など高度な演算処理に使われるロジック半導体向け装置も、堅調な設備投資需要を受け好調だった。
21年3月期通期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。売上高は前期比14%増の1兆2800億円、純利益は11%増の2050億円を見込む。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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July 28, 2020 at 02:10PM
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東エレクの4～6月期、純利益77%増 「5G」向けなど好調 - 日本経済新聞
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