
【NQNニューヨーク=戸部実華】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5営業日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前週末比1.36ドル(3.4%)安の1バレル38.19ドルで取引を終えた。主要産油国は6日、7月末までの協調減産の延長で合意したが、市場は織り込み済みで利益確定売りが優勢になった。サウジアラビアが自主的な減産を6月で停止すると発表したのも相場の重荷となった。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」は6日の会合で、5月に始めた大規模減産を7月末まで延長することで合意した。合意を受け、7日夜の時間外取引で40.44ドルと、期近物として3月6日以来約3カ月ぶりの高値を付けた。8日は目先の利益を確定する売りが優勢だった。
サウジのエネルギー相は8日、協調減産とは別枠の独自の減産を6月で停止すると発表した。アラブ首長国連邦(UAE)とクウェートも追随する見通しと伝わった。リビアの国内最大油田の生産が再開したと報じられたうえ、メキシコや米国が増産する可能性も意識され、相場の重荷となった。
ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前週末比22.1ドル(1.3%)高の1トロイオンス1705.1ドルで取引を終えた。9~10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、金融緩和の継続が意識された。金利が付かない金への買いが優勢だった。前週末に米雇用統計の発表を受けて大幅に反落し、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
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June 09, 2020 at 03:04AM
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NY商品、原油が反落 減産延長決定で利益確定売り 金は反発 - 日本経済新聞
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