自動旋盤メーカーのツガミは27日、2021年3月期の連結純利益（国際会計基準）が前期比5%減の19億円になる見通しだと発表した。減益は2期連続。新型コロナウイルスの感染拡大で自動車向けが振るわない。年間配当は前期と同じ24円とする予定だ。
4月の受注高は前年同月に比べて4割近く減った。顧客の生産体制が徐々に正常化しても、今期の売上高は9%減の450億円にとどまる見通し。設備増強したインドの工場は稼働率を半分に落としており、営業利益は27%減の33億円になりそうだ。
同日発表した20年3月期の売上高は前の期比28%減の493億円、純利益は68%減の20億円だった。
あわせて発行済み株式の1.93%に相当する100万株、取得価格10億円を上限とする自社株買いを発表した。同社の自社株買いは7期連続。
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May 27, 2020 at 05:53PM
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ツガミ、今期純利益5%減の19億円 自動車向け振るわず - 日本経済新聞
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