川崎近海汽船の20年3月期、純利益19.3%減13億円 - 日本経済新聞

川崎近海汽船が30日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前期比19.3%減の13億円となった。売上高は前期比3.1%減の443億円、経常利益は前期比6.8%減の19億円、営業利益は前期比4.6%減の19億円だった。

船隊整備の一環として内航船1隻を売船し、固定資産売却益を計上するなどした結果、親会社株主に帰属する純利益は前期に比べて減少となった。売上高は、近海部門での輸送量の減少や貸船を含めた稼働の減少、年明け以降の市況の下落に加え、内航部門での燃料油価格の下落による調整金収入の減少や返船による船腹の減少などが影響した。

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