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Friday, February 14, 2020

ZOZOの営業利益はなぜ減り続けているのか? - ダイヤモンド・オンライン

川口宏之

かわぐちひろゆき

公認会計士
1975年栃木県生まれ。2000年より国内大手監査法人である監査法人トーマツにて、主に上場企業の会計監査業務に従事。2006年、みずほ証券にて、主に新規上場における引受審査業務に従事する。2008年、これまでの経験を活かし、ITベンチャー企業の取締役兼CFOに就任。バックオフィス業務全般(財務・経理・総務・法務・労務・資本政策・上場準備)を担当し、ベンチャーキャピタルからの資金調達、株式交換による企業買収などで成果を上げた。

その後、独立系の会計コンサルティングファーム、ジャパン・ビジネス・アシュアランスにて、IFRS導入コンサルティング業務や決算支援業務、各種研修・セミナーの講師等を担当する。

「監査法人」「証券会社」「ベンチャー企業」「会計コンサル」。4つの視点で「会計」に携わった経験を持つ数少ない公認会計士。これらの経験をもとに、「会計」という一見とっつきにくいテーマを、図解でわかりやすく説明することに定評がある。机上の空論ではなく、「生きた数字」を感じてほしいという思いから、「実在する企業の財務諸表を分析する」コーナーを設け、受講者から大きな支持を得ている。指導実績は1万人を超え、受講満足度は5段階評価で平均4.8を誇る。

  • 経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください!

    有名企業の決算書を徹底分析!
    「儲かっている」のはどっち?

    電通vs博報堂
    ヤマト運輸vs佐川急便
    アップルvsアマゾンetc.

    24社の財務諸表を徹底分析!

    本連載は、誰もが知っている有名企業の決算書を対比させることで、「実務に使える会計知識」と「経営分析の基本」を一気に学ぶものです。

創業者の前澤友作氏が退任し、ヤフー(Zホールディングス)傘下に入った新生ZOZOだが、早くも成長に陰りが見え始めた。経営実態を有価証券報告書を使って分析し、現在の状況と将来性について検証する。書き手は、「監査法人」「証券会社」「ベンチャー企業」「会計コンサル」、4つの立場で「会計」に携わった経験を持つ川口宏之氏。発売4日で重版が決まった『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!』の著者でもある。

Photo: Adobe Stock

新生ZOZOに何が起こったのか?

 創業者の前澤友作氏が退任し、ヤフー(Zホールディングス)傘下に入った新生ZOZOですが、早くも成長に陰りが見え始めました。

 1月31日に発表した2019年10〜12月決算では、営業利益が前年同期比42.0%減と大幅減益になり、株価が大幅に下落する事態となりました。

 ZOZOの経営状態はどうなっているのか? 決算資料をもとに、その謎を紐解きます。

 2019年4月~12月の売上高は前年同期比で2.4%増加しました。売上高は相変わらず順調に伸びを見せています。しかし、営業利益は前年同期比で6%減少となりました。9ヶ月ベースで見ると、2期連続の減少です。下図を見てください。

 2018年4月~12月は、ZOZOSUITの大量配布など、大規模なキャンペーン施策で多額のコストを投下したため、大幅減益になったことは記憶に新しいと思います。

 その反動で、2019年4月~12月はコストが減少するかと思われていましたが、ふたを開けてみれば、さらにコストが膨らんでいたのす。なぜこのようなことが起きたのでしょう?

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February 15, 2020 at 02:40AM
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