Pages

Saturday, February 22, 2020

クルーズの寄港中止、国内10港で206回 経済損失数十億円 - 中日新聞

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響で、国際クルーズ船の受け入れが多い国内十港での寄港キャンセルが年内で少なくとも二百六回に上っていることが、二十一日時点の共同通信のまとめで分かった。業界団体によると、乗客による寄港地での消費は一回平均三千万〜四千万円に上るとのデータもあり、経済損失は数十億円規模になる計算だ。

 二〇一九年の寄港回数上位十港(国土交通省調べ)の地元自治体に、新型ウイルスの影響が広がった二月から年末までのキャンセルの状況を聞いた。

 港別では、大阪の三十七回が最も多く、次いで博多(福岡)三十一回、那覇二十五回、平良(沖縄)二十二回、長崎二十一回など。月別では二月が百二十一回、三月五十三回、四月二十三回、五〜十二月が計九回。平良と佐世保(長崎)は二月の寄港がゼロになった。

 キャンセルはツアーの中止などに伴って運航会社側が通知してきた例がほとんどだが、乗客の集団感染で博多、佐世保などへの寄港を取りやめた「ダイヤモンド・プリンセス」や、アジア各国で入港を拒否された「ウエステルダム」のようなケースも含まれる。

 現時点でのキャンセル数は、十港合わせた一九年の寄港実績(千三百五回)の16%に相当する。日本寄港は夏場がピークで、今年もまだ多くの予定が残っているが、感染終息が遅れればさらに膨らむ恐れが強い。

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)



"損失" - Google ニュース
February 22, 2020 at 02:00PM
https://ift.tt/2HKpopJ

クルーズの寄港中止、国内10港で206回 経済損失数十億円 - 中日新聞
"損失" - Google ニュース
https://ift.tt/35A3Y8u
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment