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Monday, February 17, 2020

ルネサスエ、5年後の営業利益率は20%以上目指す-前期13% - ブルームバーグ

車載向け半導体大手の ルネサスエレクトロニクスは17日、5年程度先の長期の営業利益率目標を20%以上にする方針を明らかにした。先進運転支援システム(ADAS)など自動車向けや産業・インフラ向けでの成長を取り込み、前期(2019年12月期)実績の13%からの上昇を目指す。

  柴田英利社長兼最高経営責任者(CEO)はこの日開いた中長期の事業戦略説明会で、「ADASやEV(電気自動車)を市場を上回る速さで伸ばしていくには、全方位でプラスを付ける投資はできない」と説明。次世代の自動車関連技術に成長投資を集中させていく考えを示した。

  事業別の成長計画は、自動車向けで年率8%が見込まれる市場成長率と同水準を見込むものの、ADASについては市場成長率の17%を大きく上回ることを目指す。産業・インフラ・IoT向けでは、市場成長率の7%以上の伸びを実現したい考えだ。

  一方、株主還元策について新開崇平最高財務責任者(CFO)は、「成長投資とのバランスを考慮する」と述べた上で、「配当よりも自社株買いを考える」との姿勢を明らかにした。

  ルネサスエは自動車向けのマイコンが主力で、ブルームバーグのデータによると トヨタ自動車 日産自動車 ホンダに製品を供給している。ルネサスエの中国2拠点(北京、蘇州)は10日から操業を再開したが、日本の自動車メーカー各社の中国生産拠点では一部で操業停止が続いている。

  柴田社長は、新型コロナウイルスの影響について「需要そのものと生産がどのくらい落ちるか、分からない」と話した。

  ルネサスエが12日に発表した前期の連結営業利益(IFRS)は前の期比90%減の68億円となり、純損益は59億円の赤字(前の期は510億円の黒字)。自動車向けや産業機器向け半導体の売り上げ減少が響いた。

Renesas May Complete Naka Plant Inspections Early

戦略説明会を開いたルネサスエレクトロニクス

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

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February 17, 2020 at 03:49PM
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