小型建機の竹内製作所は10日、2020年2月期の連結純利益が前期比25%減の85億円になりそうだと発表した。従来予想（24%減の87億円）を1億5000万円下回る。通期見通しの下方修正は今期2度目。19年10月に県内を襲った台風19号で同社に部品を供給する企業が被災。生産台数が従来計画を下回り、販売が想定ほど伸びない。
売上高は1145億円と3.9%増にとどまる。従来見通しは1150億円だった。一部の部品調達が滞ったことなどにより、19年9月～20年2月期の生産・販売台数は従来計画を約5%下回る。
営業利益は22%減の120億円。台風19号関連で代替部品の調達に伴うコスト増や生産体制の変更などにより、採算が悪化する。
同日発表した19年3～11月期の連結決算は売上高が前年同期比4%増の914億円、純利益が20%減の75億円だった。欧米を中心に建機は伸びたものの、シェア拡大のための値引きや原価の上昇などが響いた。
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January 10, 2020 at 04:41PM
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竹内製作所、純利益25%減の85億円に下方修正、20年2月期 - 日本経済新聞
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