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Thursday, January 30, 2020

富士通、20年3月期の純利益53%増に上振れ - 日本経済新聞

富士通は30日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比53%増の1600億円になりそうだと発表した。20%増の従来計画を350億円上回る。積極的なシステム投資で業務効率化を図る企業の動きを追い風に開発案件が好調だ。パソコン更新特需も収益を下支えする。年間配当は1株当たり180円(前期は株式併合考慮後で150円)と、従来計画から20円積み増す。

同日記者会見した磯部武司最高財務責任者(CFO)は「国内のシステム投資は強い」と強調するとともに、500億円を上限に自社株買いの実施を発表した。発行済み株式(自己株式を除く)の2.71%にあたる550万株を上限とする。

売上高は3%減の3兆8500億円を見込む。4%減としていた従来計画を500億円上回る。けん引役はシステム構築や運用などを手掛ける「テクノロジーソリューション事業」だ。主に国内向けが伸びており、売上高は従来計画から100億円上振れする。

働き方改革の機運の高まりもあって、企業は生産性向上のためにシステム投資を増やしている。電子商取引(EC)サイトなどを手掛ける流通向けや金融向けのほか、自治体関連などの需要も堅調に推移している。

前期に進めた国内工場再編や人員削減などで採算性が高まる。営業利益は54%増の2000億円を見込む。売上高営業利益率は5.2%の見通しで、1996年以来の高水準となる。従来計画は23%増の1600億円。

マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」の20年1月のサポート終了に伴う更新需要が発生し、企業向けに手掛けるパソコン事業の損益が改善した影響も大きい。

同日発表した19年4~12月期の売上高は前年同期比2%減の2兆7520億円、純利益は94%増の999億円だった。

投資家の成長期待を織り込んで、株価は18年末比で5割強上昇。上方修正前の市場予想平均の今期純利益は1400億円強だった。

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