サイゼリヤが8日発表した2019年9～11月期連結決算は、純利益が前年同期比2%増の13億円だった。営業外収益に円高による為替差益や、オーストラリアの工場にかかる保険金収入を計上した。上海やシンガポールなど海外店も好調だった。
売上高は1%減の380億円だった。国内の既存店売上高は前年同期を3%下回った。消費増税や台風の影響を受けた10月は客数が大きく落ち込み、売上高は前年同月に比べ9%減った。堀埜一成社長は「10月の落ち込みは想定以上」と話した。
営業利益は微減の19億円で、そのうち8割をアジアの店舗が稼いだ。香港はデモの影響を受けたものの、上海やシンガポールが好調でアジアの営業利益は32%増の15億円だった。国内の営業利益は54%減の3億1300万円。人件費が膨らんだうえ、水道費や光熱費も上がった。
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January 08, 2020 at 06:30PM
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サイゼリヤ、19年9～11月期純利益2%増 海外好調 - 日本経済新聞
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