日本電産（6594）が21日発表した2020年4～6月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比6.2倍の202億円だった。前年同期に計上した事業売却による損失がなくなった。冷蔵庫用コンプレッサーなどを手掛けるエンブラコの買収が寄与し、「家電・商業・産業用」の製品グループが伸びた。
売上高は7%減の3368億円、営業利益は2%増の281億円だった。製品別では精密小型モーターや車載向けなどで減収となったが、原価改善が進み、増益を確保した。
21年3月期（今期）の連結業績見通しは、従来予想を据え置いた。売上高は前期比2%減の1兆5000億円、純利益は70%増の1000億円を見込む。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
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July 21, 2020 at 01:46PM
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日電産の4～6月期、純利益6.2倍 事業売却損の反動 - 日本経済新聞
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